当園の目的は園児の健全な成長・発達をはかることであり、この目的を達成するための保育、この目的を達成するための幼稚園運営を行っております。園内では、子供第1 主義と呼んでおります。
では園児の健全な成長と発達をはかるには、どのような教育が必要なのでしょうか?
幼稚園期には運動神経、好奇心、言語、自制心、社会性などが飛躍的に発達し、人格の基礎が形成されます。行事、遊びを通じたさまざまな体験、音楽、体育、自由画などの情操教育、自然と触れあう楽しい保育、適切な時期に適切な教育を行うことにより園児の好奇心を導き出し、自制心や自主性を育て、先生や友達との関わり合いの中から社会性を学び、生きるための知能や感性を獲得して行くことが一番と考えております。最近、自制心、自主性、社会性などの非認知能力を幼児期に育てることが非常に大切であることがわかってきました。
行動の一部始終まで規制するスパルタ教育や、教師との活動を制限する自由保育、幼稚園児に高度な教科内容を教え込む英才教育などもありますが、ストレスが非認知能力の発達を妨げること、先生や友達などとの社会的活動が非認知能力を高めることから、楽しい遊びや行事を基礎としながら園児の健全な成長と発達をはかる当園の方針が一番と信じております。
一方、子育てを支援するために、未就園児親子サークル、各種一時預かり事業なども行っており、また社会貢献として児童福祉施設の子供たちの受け入れも行っております。